第23回全日本けん玉道選手権大会・結果報告(速報)
これは速報です。
詳細は日本けん玉協会会員の機関誌『けん玉通信』でご覧ください(日本けん玉協会入会案内)。


全日本けん玉道選手権大会(以下、全日本)は、けん玉の3大タイトル(JKA杯、全日本、もしかめ)の一つで、今年で23回目を迎えました。
日本中(世界中)のけん玉プレーヤーの頂点に立つのが全日本での優勝者です。この『けん玉日本一』を目指して、今年も各地から集まった選手が対戦の火花を散らしました。
選手は、過去3回以内の優勝者、前回の準優勝者等というシード選手6名に、当日午前中に行われた予選会で出場資格を得た12名を加えた18名です。
午前中の予選会において、本大会進出のボーダーラインは12ポイント(20点満点中)となり、過去最高だった去年(14ポイント)を若干下回った結果となりました。
やはり、15点を取っておけば予選通過はほぼ大丈夫ということでしょうか。それにしてもハイレベルですね(^^;

左の写真は、決勝トーナメント出場者18名です。
勢力的には岡山8名、大坂4名、東京4名、静岡1名、兵庫1名でした。

今回の大会は、やや不調な予選会と比べたいへん中身の濃い試合が数多くありました。
特に立ち上がりの1回戦第1試合の岡山・小林良光五段(中3)と静岡・大川英一郎五段(社会人)の試合は、とても難易度の高い『二回転灯台』『二回転飛行機』の成功ドローが続き、見るものを釘付けにする、とても見応えのあるものでした。

前回優勝の岡山・松下貴宣五段(高3)は順調に勝ち上がっていき、決勝で大坂・川辺将仁五段(中3)との対戦となりました。
1本目、2本目と松下選手が先行していき、このままもう一本取って逃げきりかと思われた3本目、『ろうそく返し』を松下選手がまさかの失敗、さらに5本目でも『うぐいすの谷渡り』を失敗、勝負は2対2の同点となり、決戦の『タイム競技』へともつれ込みました。

ここまでの試合で、川辺選手は3試合中2試合を『タイム競技』で勝ち上がっています。松下選手はこのトーナメントではじめてのタイム競技です。この辺がどう影響するのか、注目の決戦となりました。

途中まではほとんど同じスピードで進んでいましたが、川辺選手の『うぐいす〜けん』に青旗(「今の技は失敗」という意味)があがり、このまま松下選手が逃げ切りとだれもが思ったその瞬間、ものすごいスピードで川辺選手が追い上げ、とうとう僅差で川辺選手に軍配があがりました。
会場からは大きな歓声と拍手が渦巻き、両選手の健闘をたたえました。

川辺選手の掲げる優勝の大杯、重そうですね(^^) でもうれしそうです。
準優勝は松下選手、ベスト4は東京・伊藤佑介五段(大学生)と大坂・板倉秀則五段(社会人)でした。

伊藤選手は第17回の優勝者、ひさびさの決勝トーナメント出場でベスト4です。板倉選手は昨年もベスト4、これからの活躍が期待されます。


なお、今大会は女性選手の出場が過去最高の5名であり、また、2組の兄弟選手(岡山から参加の小林祐介・良光両選手、東京から参加の田辺大督・裕美子両選手)の出場がありました。
これからも家族や兄弟でけん玉を楽しんでもらいたいものです。

決勝トーナメントに出場した選手は、以下のとおりです(出場番号順)。

優勝 川辺 将仁 五段 大坂府 中学3年生
準優勝 松下 貴宣 五段 岡山県 高校3年生
ベスト4 伊藤 佑介 五段 東京都 大学生
 〃 板倉 秀則 五段 大阪府 社会人
ベスト8 小坂 育央 五段 東京都 大学生
 〃 東谷しのぶ 五段 大坂府 中学3年生
 〃 西川 政典 六段 岡山県 社会人
 〃 小林 祐介 五段 岡山県 大学生
  小林 良光 五段 岡山県 中学3年生
  大川英一郎 五段 静岡県 社会人
  成田 雅章 五段 岡山県 中学1年生
  坂本 知穂 五段 岡山県 大学生
  河崎沙也香 五段 岡山県 中学1年生
  森  顕美 五段 岡山県 高校1年生
  田辺裕美子 五段 東京都 中学2年生
  寺田 警二 五段 大阪府 中学3年生
  向来 武浩 六段 兵庫県 大学生
  田辺 大督 五段 東京都 高校1年生


レポートは田辺重雄六段でした。


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